ロゴデザイナーの森 野早果(ヤワラ)です。
皆さんが普段目にしているロゴの解説をして、これからロゴを作ろう(依頼しよう)としている方の参考になればと思いました。
企業にはそれぞれの物語があり、どのような想いで現在のロゴになったかを調べて紹介します。
初回の今回紹介するのは、「スバル」と「日産」です。
スバルのロゴ
スバルのロゴの誕生は、第2次世界大戦に遡ります。
富士重工業の前身である中島飛行機は、戦時中に戦闘機の開発をしていました。
しかし、終戦後に富士重工業株式会社として6社が合併することになり
おうし座の「プレアデス星団」の六連星のように業界を統合する意味があります。
六連星の日本語名が【昴】(スバル)でした。
日産のロゴ
2020年7月15日に日産のロゴが刷新されました。
フラットデザインになることでデジタルメディアとの親和性の高まりが伺えます。
2年間の時間をかけて試行錯誤を繰り返したそうです。
日産のロゴは、「丸」で円は天に昇る朝日を表し、中央の「四角の部分」で誠実を表現しています。
【意味は想いを貫くことで道が拓ける】です。
フラットデザインはフォルクスワーゲンやBMWのそれぞれの新しいロゴにも取り入れられています。
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